SUPERBIRD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SUPERBIRD(スーパーバード)とは、三菱系の宇宙通信株式会社が保有する通信衛星である。
衛星システムは海外メーカーが担当することが多く、三菱電機では通信系サブシステムのみを担当してきたが、この経験が国産初のプライム受注商用衛星OPTUS-C1や運輸多目的衛星MTSAT-2の開発にとても生かされている。
「SUPERBIRD A」、「SUPERBIRD B2(4号機)」、「SUPERBIRD C(3号機)」、「SUPERBIRD D(5号機)」というシリーズが稼動しており、軌道からサービスを行なっている。 「SUPERBIRD A2(6号機)」は故障により短命に終わった。 「SUPERBIRD C2(7号機)」はついに三菱電機がシステムを担当することになった。
宇宙通信株式会社が保有し、アジア・太平洋地域に向けて4機が稼動している。 全て静止衛星で通信衛星。
主のサービス電波帯はKa、Kuバンド。
[編集] 主な衛星と軌道
- SUPERBIRD A
- 東経158度
- SUPERBIRD B2
- 東経162度
- SUPERBIRD C
- SUPERBIRD D (N-SAT-110)
- 東経110度
- 共同所有するJSATによる呼称はJCSAT-110。CS放送のSKY PerfecTV!110(旧プラット・ワン)に使用されている。