Rainbow Six
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Rainbow Six(レインボー・シックス)は、トム・クランシー原作の小説、およびそれを原作としたビデオゲーム作品。小説版とゲーム版では設定上の共通点はあるものの、ストーリー上直接の繋がりはない。また現在では小説よりもゲーム版の知名度が高く、単に"Rainbow Six"と言った場合にはゲーム版を指すことが多い。
原作にはジャック・ライアンも登場している。
目次 |
[編集] シリーズ
- Rainbow Six
- Rainbow Six:Eagle Watch
- Rainbow Six Rogue Spear
- Rainbow Six Rogue Spear:Urban Operations
- Rainbow Six Rogue Spear:Black Thorn
- Rainbow Six3:Raven Shield
- Rainbow Six3:Athena Sword
- Rainbow Six3:Black Arrow(家庭用のみ)
- Rainbow Six:LockDown
- Rainbow Six:Vegas
シリーズの正式な2作目であるRouge Spearまでと、3作目のRaven Shield以降ではゲーム性が全く異なっている。これは3作目以降がコンシューマでのリリースを前提に作られたためであり、旧来のファンの間では概ね不評である。
[編集] 登場人物
- ジョン・クラーク
- レインボーの指揮官。コードナンバーはR-6。本名はジョン・テレンス・ケリー。
[編集] 作品解説
[編集] 原作小説
トム・クランシーが書いた軍事アクションスリラーが原作。
世界各国から武器・装備・爆破などのエキスパートが招集され、極秘裏に全世界に展開可能な多国籍特殊部隊「レインボー」が設立される。
"レインボー"がテロ事件解決のために世界を飛び回る裏で、世界を滅亡させる恐るべき計画が進行していた・・・。
原作では国連ではなくCIA工作員の発案により、報道規制が容易にできて訓練相手(SAS)に困らないという理由でイギリスのヘリフォード英国陸軍基地内に本部が設置されている。
ちなみに「レインボー・シックス」とは軍事用語で「『レインボー』という部隊の指揮官(シックス)」と言う意味である。
[編集] Rainbow Six
国境を越えて暗躍するテロリスト。それを撲滅するため、国連は世界各国の特殊部隊からえりすぐりの隊員を集め、特殊部隊「レインボー」を設立。
[編集] Rainbow Six:Rogue Spear
[編集] Rainbow Six3:Raven Shield (2003.03)
[編集] 装備
- 短機関銃
- 突撃銃
- M4
- G3A3
- G36K
- L85A1
- AUG
- M16A2
- M14
- FAMAS G2
- FAL
- FNC
- Galil ARM
- M82
- AK-47
- AK-74
- TAR-21
- Type 97
- 散弾銃
- M1
- SPAS-12
- USAS-12
- 狙撃銃
- M82A1
- PSG-1
- WA-2000
- SSG-3000
- AW Covert
- Dragnov
- VSS Vintorez
- 軽機関銃
- M60E4
- M249
- RPD
- 21E
- 23E
- 拳銃 (予備武器)
- 92FS
- USP
- Mk23
- Desert Eagle (.50cal/.357cal)
- AP Army
- P-228
- SPP
- CZ-61※
- Mac 11/9※
- Micro-UZI※
- SR-2※
[編集] Rainbow Six3:Athena Sword (2004.03)
[編集] Rainbow Six 3: Iron Wrath (2005.06)
[編集] Rainbow Six:Lock Down (2006.02)
[編集] Rainbow Six:Vegas (2006.12)
Xbox 360やプレイステーション3といった新世代プラットフォームを得たことにより、表現力が大幅に向上した(PC版もリリース)。開発元はこれまでのレッドストーム社からUBIソフトの内作に変わり、またゲームエンジンも独自のものからUnrealエンジンへと変更されている。ラペリング射撃、ファストロープ降下、遮蔽物に張り付いた状態から射撃するなどのアクションも加わり、よりCQBに適したシステムとなっている。
ラスベガスのカジノ街がテロリストに襲われるという設定であるが、これに対し実際のラスベガス市長がクレームをつけるという一幕もあった。[1]
日本でのリリース予定は、2006年11月現在ではPS3版が雑誌等で発表されているのみであり、UBIソフトの公式サイトにも情報は掲載されていない。またXbox 360版は発表こそされていないものの、Xbox Liveのマーケットプレイスにて体験版が配布されている。