OB訪問
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OB訪問(オービーほうもん)とは、主に大学生が就職活動を行うときに情報収集の一環として行う行為。自分の大学のOBを訪問することからそう呼ばれる。訪問相手が女性(OG)ならOG訪問という。
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[編集] 概要
[編集] 大学生
大学4年に行うことが多い。自分が就職を希望する企業に、自分の大学のOB、OGが在籍しているか調べ、在籍している場合、その企業に連絡をとり、OB・OG訪問の依頼をする。
OBの連絡先を調べ、直接連絡を取り、面会依頼をするという方法もあるし、希望の企業の人事担当者に連絡し、OBを紹介してもらうという方法もある。
面会のアポイントが取れたら、実際に会って話を聞く。資料を見ればわかるようなことは聞かないこと。
多忙な中、時間を取ってもらっているわけであるから、無駄のないように務める。
企業によっては実質的な第一次面接を兼ねているところもあるから、態度には注意。 但し、OB面会は実質的に情報提供のみで、その後の選考には、そのOBはタッチしないという企業も多い。 どちらが主流かということは、一概にはいえない。
面会をしてもらったら後日、礼状を出すのがマナーである。
[編集] 最近
個人情報保護法の施行に伴い、OBの連絡先を教えない企業も増えている。
個人情報に該当するか否かにかかわらず、OB本人の同意が得られた場合にのみ、連絡先を開示してもらうことが望ましい。