New Space Order
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New Space Orderは、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)が開発したリアルタイムストラテジーゲームである。
2004年、ナムコのインターネットカフェ「知好楽」にてクローズβテストを開始した。 ディレクターは同社の体感ゲーム・家庭用ゲーム等に携わった高橋徹。
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[編集] プレイスポット
同ゲームは現在クローズβであり、一般のダウンロードや購入は不可能である。 知好楽新横浜店・知好楽高田馬場店にてカジュアルプレイのみ実施可能になっている。
[編集] RTSとしてのNew Space Orderの位置づけ
New Space Orderは、いわゆる戦術・戦略級のRTSゲームという位置づけになる。
日本国内においてRTSはエイジ・オブ・エンパイア或いはエンパイア・アース等に代表される文明級RTSが一般的であり、非常に珍しいケースである。 これは、文明級RTSの難解さを回避しライトユーザーを取り込む手段とも見て取れる。
その意図の一環として、他のRTSに比べ操作説明を行ういわゆる「チュートリアル画面」等もパソコン初心者等を意識した作りにしたと言う事がディレクターの講演にてコメントされている。
[編集] ゲームルール
宇宙を舞台にしたいわゆる4xスタイルのストラテジーであり、広大な宇宙空間を探索し各惑星へ移住・占領を行う事で領土を拡大し、敵軍の母星と敵軍のユニット=敵戦艦を見つけ出しこれらを殲滅する事が第一条件となる。
[編集] ゲーム進行
ゲーム開始時、所有する自軍の首都(母星)を除く各惑星はもとより敵軍のユニット等はマップに表示されていない。 この為、母星から偵察ユニットを生産・出動させ任意の空間を探索する。
探索を行うとその空間に隠匿されていた惑星の位置が明らかとなり、これらに移住を行う事が出来る。 移住を行った星からはスターラインネットワークと呼ばれるラインが放たれ、隣接する自軍の惑星にリンクする。 このような状態で結ばれた惑星間ではその惑星から生産される資金・資源が共有され、特に星系と呼ばれる。
星系の規模が拡大するに従い、共有出来る資金・資源の量も増加する為、こうして蓄積された資金・資源を使い自軍が所有する惑星に造船施設を建造、コレを持って自軍の戦艦を建造することが出来る。
自軍の戦艦にはそれぞれ「敵の艦を長距離から砲撃出来る物」「敵が既に所有している惑星を逆に占領できる物」「宇宙戦闘機を搭載し、遠方の敵を空襲できる物」「敵の空襲を防げる物」「敵の砲撃を無効化出来る物」等、様々な物があり、状況によって使い分けねばならない。
最終的に、これらを駆使し敵の母星を見つけ出し、占領・破壊する事が出来たプレイヤーが勝利となる。