NeoOffice
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 NeoOffice 2.0 Writer |
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| 開発元： | Planamesa Software |
| 最新版： | 1.2.2 (OpenOffice.org1.1.5ベース) / 2006年3月30日 |
| 評価版： | 2.0 Beta 3 Patch 4 (OpenOffice.org2.0.3ベース) / 2006年10月3日 |
| 対応OS： | Mac OS X |
| 種別： | オフィススイート |
| ライセンス： | GPL |
| 公式サイト： | NeoOfficeホーム |
NeoOffice（ネオオフィス）は、Mac OS X用のソフトウェア。オープンソースのオフィススイートであるOpenOffice.orgから分岐して開発されているもので、同バージョンのOpenOffice.orgとほぼ同じ機能を備えている。ワープロ、表計算、プレゼンテーション、ドローツールの機能がある。開発元はNeoOffice.orgで、主な開発者は Patrick Luby と Edward Peterlin。SolarisとLinux用に開発されたOpenOffice.orgと、Mac OS XのAquaインターフェースを統合するために、Javaテクノロジーが使われている。
[編集] 特徴
OpenOffice.orgをもとにしたMac OS X用パッケージにはNeoOfficeとX11版があり、両方ともOpenOffice.orgの指導者に認められている。X11版はApple X11かXDarwinをインストールする必要がある。
NeoOfficeのほうがインストールが簡単で、OS Xのインターフェースへの統合度（画面上部のプルダウンメニューや親切なキーボードショートカットなど）や、Mac OS Xのフォントの使用と追加設定不要の印刷サービス、Mac OS Xのクリップボードとドラッグ&ドロップ機能など、X11版と比べてMacらしさの点で勝っている。表面的にX11版と似た部分もあるが、その他の部分は本当のMac OS Xアプリケーションの外観を持っている。逆に、Mac OS Xのフォントを使用するために、Microsoft社のオフィスとの互換性を失っている。
ただし、NeoOfficeをストレス無く動かすにはX11版より多くのメモリーが必要で、いくつかの機能は処理速度が少し遅く、追加されたコードはOpenOffice.org並の完全なテストを受けていない。
[編集] 開発
OpenOffice.orgブランドのパッケージで採用しているSISSLというライセンスは、製品版の作成を許可しており、実際にStarOfficeとして販売されている。一方、NeoOffice/Jで採用しているGPLというライセンスは、将来に渡って自由なソフトウェアにし続けないといけない。
関連プロジェクトにNeoOffice/Cがある。これは、ネイティブなOS X版OpenOffice.org 2.0を作るためのプロトタイプとして、AppleのCocoa APIを使ってMac OS X用OpenOffice.org 1.xを開発するプロジェクトである。しかし、NeoOffice/Cは実装が非常に難しいことが判明した。アプリケーションは非常に不安定である。そのため、もっと見込みのあるNeoOffice/Jが支持され、NeoOffice/Cは棚上げにされた。
OpenOffice.org自身はOS X用のX11版の開発に興味を失っていない。2005年春、OpenOffice.org 2.0 と NeoOffice/J 1.1 の最終リリース後に、NeoOffice/J 2.0の開発をすることが計画された。
NeoOffice 1.2 のリリース時に、これまでのアプリケーション名から/Jが削られることが発表され NeoOffice に変更された。
現在、NeoOffice Early Access Program によりプロジェクトに対する寄付を募っている。
[編集] 外部リンク
- NeoOffice開発本家
- NeoOfficeホーム 日本語ページ
