METAL WOLF CHAOS
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METAL WOLF CHAOS | |
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ジャンル | 破壊戦闘アクション |
対応機種 | Xbox |
開発元 | フロム・ソフトウェア |
発売元 | フロム・ソフトウェア |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2004年12月22日 |
価格 | 6,800円 |
METAL WOLF CHAOS(メタルウルフカオス)は、フロム・ソフトウェアが2004年に発売したXbox専用ゲームソフト。
目次 |
[編集] 概要
アメリカ合衆国大統領が自分専用の特殊機動重装甲(パワードスーツ)「メタルウルフ」を身にまとい、クーデターによってアメリカ全土を制圧した副大統領と、彼が率いるクーデター軍に対し、破壊の限りを尽くす恐るべきゲーム。通称大統領。あまりにもぶっ飛んだ設定(ホワイトハウスの地下から大統領専用機が現れるなど)や台詞回し(放送禁止用語入り。しかも無修正)が大受けしたのか、ゲーム雑誌「ユーゲー」(旧『ユーズド・ゲームズ』)で、「ナチュラルボーンバカゲー」と絶賛された。
[編集] キャラクター
- マイケル・ウィルソン
- 本作の主人公であり、第47代アメリカ合衆国大統領。
- アメリカ軍時代に世界各地の紛争に参加しており、その功績からメダルオブオナーを授与されている。また、家族をテロで失ったことから、強い憎しみを抱いている。
- 熱いハートと高い知性を合わせ持つが、「むかついた奴がいたらどんな状況でも殴りにいく」という性格から来る言動から、どうしても馬鹿に見えてしまう。
- 口癖(?)は"Let's party!!"と、「何故なら私は、アメリカ合衆国大統領だからだ!」(これはシーンによって、英語での表現が異なる場合がある)の2つ。
- リチャード・ホーク
- アメリカ合衆国副大統領であり、今回のクーデターの元凶。自称『ラストアメリカンヒーロー』。
- 大統領とは大学からの付き合いだが、大統領に対して常に劣等感を抱いている。
- 選民主義であり使えない人間は切り捨てるタイプの為に、大統領より活躍したがメダルオブオナーは授与されていない。
- 独特の笑い声と喋り方からかなり濃いキャラであり、リチャードがいたからこそ本作の楽しさが倍増したのは間違い無い。
- ジョディ・クロフォード
- 大統領補佐官であり、メタルウルフのオペレーター。
- その言動は時として上記二名を(色んな意味で)上回る危険性を持ち、プレイに支障をきたす場合もある。
[編集] ユニット
- メタルウルフ
- 最新鋭の特殊機動重装甲をプレジデントフォースが大統領専用に改造した物。
- 背部のコンテナにどう考えても入らない体積の武器を、片手武器で最大8個・両腕武器なら最大4個搭載する。
- 地上1万フィートからの降下等のかなり無茶な運用がされているが、宇宙での運用という想定外の状況にも対応できている。
- MA リチャードモデル
- 最新鋭の特殊機動重装甲をリチャードが専用に改造した物。
- スピードより攻撃力が重視されており、改造により胸部にレールガンを搭載している点に、攻撃的な彼の性格が現れている。
- 専用武器としてRHシリーズを搭載しており、単純な破壊性能ではメタルウルフを凌駕しているだろう。
- MA シャック・ランディ・ポールモデル
- 大統領の米軍時代の部下である、シャック・ランディ・ポール用の特殊機動重装甲。
- 彼等の使用している特殊機動重装甲は旧式であり、武器搭載コンテナが設置されて無い代わりにミサイルコンテナを多数搭載している。
- また、片腕にガトリングガンを搭載しており、ポールモデルのみ両腕に搭載している。
[編集] システム
本作はアーマード・コアと違い機体がメタルウルフに固定されている為、アセンブルという概念が武器のみとなっている。 また、完全に一人プレイ用に制作されている為、開発していくほど武器の性能は高くなっていく。
メタルウルフの性能を高めるには各ステージに隠されたエネルギーポッドを回収する事で上昇する(5個揃って1ランクアップ)。
武器の装弾数は非常に多く、スナイパーライフル等を除けば弾切れを気にする事は無い。
武器の種類は豊富。中には(何故かバズーカと化した)ムーンライトソードや、白い悪魔のビームライフルといった珍品もある。
歩兵や戦車は勿論の事、コンテナやそこいらの看板すら破壊する事が可能で、そのステージをプレイ中は残骸が表示し続けられる。ただし、建物の破壊は不可能。