出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
差出人: xxxx <xxxx@xxxx.jp>
宛先: internet-watch-info@impress.co.jp
日付: 2006/11/23 2:18
件名: Wikipediaの利用についての意見
Internet Watch編集部様
毎日たいへん便利に閲覧させていただいています。M-Falconといいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:M-Falcon
# もし、メールを返信される場合はyyyy@yyyy.comへお願いします。
さて、すでに抗議のメールなどがあるかもしれませんが。
| シリーズ:ネットショップ&アフィリエイトのためのSEO対策
| Lesson 2. ページランクの高いサイトとリンクする方法
| Wikipediaを利用したSEO対策
| http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/seolesson/2006/11/22/index.htm
について、1Wikipedian(ウィキペディア利用者かつ編集者)として意見を簡潔に述べます。
問題箇所指摘
1.Wikipediaは百科辞典を作成するプロジェクトであり、広告誘導になるような意見を記述する余地はありません。
ある企業についてページがあるとすれば、
a.辞典的な内容が存在する
b.良い部分、悪い部分を両論併記する
となるからです。
これらを満せないなら、記事は削除されるか上記に見合うように改訂されることとなります。(その際に、広告的な内容とリンクは削除されると想定されます)
2.URLに日本語がエンコードされていること自体は珍しくありません。UTFなので、表示できているだけですし、それもブラウザ依存/検索エンジン依存です。
3.適切な略称がないからといって、WikipediaをWikiと略すのは問題が大きいです。
これは昨今のWikipediaの知名度向上に伴なって、問題として浮上しています。
ある程度、Wikipediaについて調べたならご存知であるべきです。
4.Wikipediaの記事に作成される外部リンクはrel="nofollow"が付随しており、著名なサーチエンジンではSEO効果はありません。
内容の善悪以前として、ほぼ完全な虚偽の報道になってしまっていると思われます。
改善意見
筆者の知識および意識レベルについて、総じて問題があるように見うけます。
連載を止めろとまでは言いませんが、内容もふくめ、総合的な再検討が必要であると感じます。
以上です。