DION
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DION(でぃおん、DDI Integrated Open Network)は KDDIが運営するインターネットサービスプロバイダ事業である。
電電系プロバイダでは OCN (NTTコミュニケーションズ)に次ぐ会員数を持つ。
[編集] 沿革
- 1997年11月 - 合併前の第二電電株式会社 (DDI) によりサービス開始。
- 2000年10月 - 日本移動通信株式会社 (IDO)、KDD 株式会社との合併により、株式会社ディーディーアイ(現:KDDI株式会社)に移管。
なお、日本高速通信(TWJ、テレウェイ)が「Sirius」(シリウス)の名称でプロバイダサービスを行っていたが、1998年に同社が国際電信電話 (KDD) と合併したことにより「NEWEB」(ニューウェブ)と名称変更され、さらに2000年の上記合併により、DION に統合されるという経緯があった。
旧KDD系では、国際電信電話の子会社(KDDコミュニケーションズ、後のKCOM、現・KDDIネットワーク&ソリューションズ)による「KCOMインターネットサービス」もあったが、個人契約についてはKDDI発足後の2004年頃にDIONへの移行が行われた。
[編集] その他
- 2006年6月、顧客の個人情報400万件分の流出を発表したものの、小野寺正KDDI社長は「補償は考えていない」とした。Yahoo!BBの情報流出の際には500円の商品券を配布している。
- DION はダイヤルアップから光まで(回線種別)、北海道から沖縄まで(地域別)リモートホストが同一なので、電子掲示板などで DION にアクセス規制がかかれば全国の全 DION ユーザが規制対象になる。これに不満を持つ利用者は非常に多い。
- オンラインサインアップ等を行うためのCD_ROMの配布打ち切っている(2006/11/27現在)
[編集] 外部リンク
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携帯電話:au TU-KA *ファンダンゴはKDDI本体ではなく、各社が行っている。 |