鼻水
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鼻水(はなみず)は、鼻から出る流動性あるいは半流動性の液体。鼻汁(はなじる)、洟(はな)ともいう。鼻水から水分が抜け固体となったものは鼻糞という。
鼻水は、鼻腔内の鼻腺、杯細胞などから分泌された粘液、および血管からの浸出液などの混合物である。鼻から吸った空気に適度な湿り気を与えたり、気道の粘膜を病原菌から保護するために常に分泌されているが、通常は無意識のうちに飲み込んでいる。
しかし風邪をひいた場合などには、鼻や喉に付着した病原菌を殺菌し洗い流すために大量の鼻水が分泌され、鼻からあふれ出ることになる。
鼻水をすすると痰となって喉から出てくることがある。これは鼻と口が気道によって繋がっているためである。
なお激しく泣いたときなどに出る鼻水は、涙が鼻涙管を経て鼻に流れ込んだものである。
[編集] 鼻水の出し方
鼻水を意図的に排出することを「鼻水をかむ」または単に「鼻をかむ」という。 片方の鼻の穴をおさえ、もう一方の鼻から強めに空気を出して鼻水を吹き飛ばし、ティッシュペーパーやハンカチなどに絡めとる方法がよく用いられる。 また、ティッシュペーパーなどで受けずに鼻水を外に飛ばすことを「手鼻をかむ」という。
[編集] 関連項目
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