魔神ガロン
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『魔神ガロン』(まじんガロン)は、手塚治虫の漫画作品。冒険王に1959年7月号から1962年7月号まで連載された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
宇宙から飛来した巨人・ガロン。その正体は異星人が地球人をテストするために送りこんだ兵器であり、異星人は地球人がガロンを悪用すれば地球を攻撃するという。ガロンを動かす鍵となる少年ピック、ピックと一緒に育ったケン一少年、ガロンの修復を行った俵教授の助手・敷島らは地球の滅亡を防ぐため、ガロンの力を狙う悪人らに立ち向かう。
[編集] 概要
手塚治虫によるSF作品。
連載中盤から画風に変化が見られることから代筆によるものではないかと言われており、単行本でも中~後半部分が収録されていないものがほとんどである。
本作は1970年頃に実写テレビ番組化が企画されており、パイロット映像も製作されたが、当時虫プロダクションの経営状態が悪化しており、予算などの問題から製作は中止された。なおこの企画は、後に虫プロダクションの一部のスタッフらが設立したひろみプロによって、『サンダーマスク』として引継がれている。また1960年代にもパイロット版が実写で製作され、そっちは等身大で『魔神バンダー』に引き継がれた様だ。
『鉄腕アトム』、『マグマ大使』に登場。主人公たちと対戦し、窮地に追い込む。
2004年には、永井豪による続編『魔神王ガロン』が手塚治虫マガジンにて連載された。