香草駅
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香草駅（かぐさえき）は広島県山県郡加計町加計（廃駅当時、現：広島県山県郡安芸太田町加計）に存在した西日本旅客鉄道（JR西日本）可部線の駅（廃駅）である。1966年2月1日に開設されたが、JR可部線非電化区間（可部～三段峡間、延長46.2km）の廃止に伴い2003年12月1日に廃止になった。
目次 |
[編集] 駅名の由来
- 駅付近の小字から。
[編集] 駅の様子
- 無人駅で駅舎はなく、線路の東側にあるプラットホームの上に待合室があるだけだった。
- プラットホームは一面しかなく、列車の交換は不可能だった。
- プラットホームへは駅の北側にある加計町道（当時）から入るようになっていた。
[編集] 駅の周辺
- 駅の東側を国道433号（国道191号旧道）が通っている。
- 近くには国土交通省太田川河川事務所加計出張所がある。
- 駅の西側を太田川が流れている。
- 駅の北側を通っている加計町道を西に進むと太田川にかかる弥生橋を渡って国道191号（加計バイパス）に出ることができる。
[編集] 沿革
- 1954年3月30日国鉄（当時）可部線・布～加計間が開通する。当時は田之尻（当時は筒賀駅、1969年7月1日田之尻駅に改称）・香草の両駅がなく、津浪駅を出た列車が次に停車するのは終点の加計駅であった。
- 1966年2月1日津浪駅から1.9km、加計駅から1.6kmの地点に香草駅が開設される。山間の人口希薄地帯にもかかわらず、香草駅開設前の可部～加計間32.0kmの平均駅間距離は約2.46km（最短は可部～河戸間の1.3km、最長は安野～水内間の4.1km。津浪～加計間の駅間距離は第2位に長い3.5km）と短かったことから津浪～加計間の中間部に当たる香草地区や太田川の対岸に当たる遅越地区の住民から駅設置の要望が出て開設に至ったものと推察される。当時の所在地表示は広島県山県郡加計町加計で、これは廃止まで変わることはなかった。
- 1987年4月1日国鉄の分割・民営化により可部線がJR西日本の路線に移行する。
- 2003年12月1日JR可部線・可部～三段峡間が廃止され、香草駅も約38年の歴史に終止符を打った。
[編集] 現状
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
可部線（廃線区間）
