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韋駄天(いだてん)は、仏教の仏(天部)の一人である。もともとは バラモン教の神「スカンダ」(シヴァ神の子、ガネーシャ神の弟)とされる。仏教に入って仏法の守護神となり、特に伽藍を守る神とされている。また小児の病魔を除く神ともいわれる。
捷疾鬼が仏舎利を奪って逃げ去った時、これを追って取り戻したという俗伝から、よく走る神として知られる。転じて、足の速い人のたとえにされる。
中国の古い伝奇小説『封神演義』では、闡教の道士・韋護(いご)として登場する。
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韋駄天