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霜柱(しもばしら)とは、地中の温度が0℃以上かつ地表の温度が0℃以下のときに、地中の水分が毛管現象によって地表にしみ出し、柱状に凍結したものである。関東地方の赤土でできやすい。
霜柱は地中の水分が凍ってできたものであり、霜とは別の現象。
冬の季語である。
なお、秋に花が咲くシソ科の植物に、Keiskea japonicaという和名シモバシラ(霜柱)という植物がある。この名前は、枯れた茎の維管束が毛細管現象を引き起こし、茎から霜柱が発達、その姿が花のようで美しいことに由来する。
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