雪上車
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雪上車(せつじょうしゃ)とは、無限軌道を装着して雪上もしくは氷上を走行するための自動車のこと。寒冷地における人員や物資の輸送に用いられる。最初から雪上車として製造される車両ものもあるが、市販されている自動車などの駆動輪を小型の無限軌道装置(クローラ)に履き替える形式の車両もありバラエティは豊か。
[編集] 歴史
1912年、南極点初踏破を目指していたロバート・スコットが雪上車の原型を用いた。エンジンで駆動するソリのようなものであったと伝えられるが、ほとんど使い物にならなかった。1950年代から、南極大陸の調査が進むにつれて大型の雪上車が登場するようになった。
[編集] 運転資格
日本の公道で運転するためには、大型特殊免許(営業用車両には大型特殊二種免許)が必要である。