関西学生対校駅伝競走大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関西学生対校駅伝競走大会は、関西学生陸上連盟主催の関西の大学対抗の駅伝競走。通称びわ湖大学駅伝(びわこだいがくえきでん)。
第1回関西学生対校駅伝競走は1936年1月31日に、京阪コース(京都平安神宮⇒阪神甲子園)7区間65.6kmで行われた。1月17日に関西学生陸上連盟京都支部主催の第10回京都学生駅伝が開催されていたこともあり、第1回に参加したのは阪神地区の大学・専門学校4校(関西大学、関西学院大学、日本大学大阪専門学校(現近畿大学)、大阪商業大学)のみであった。名誉たる第1回大会の優勝は関西大学で記録は3時間52分03秒であった。
第2回大会は1937年1月23日、京阪コース(京都平安神宮⇒神戸湊川神社)9区間で行われ、同志社高等商業学校(現同志社大学商学部)が、関西学院大学を押さえて優勝した。記録は5時間25分08秒。ちなみに同志社大学(同志社高商も含む)の優勝はこの年の優勝が唯一である。
第3回大会からは第7回大会は、立命館大学が5連覇を達成した。その中、第3回~第5回は神戸湊川神社⇒京都平安神宮、第6回と第7回は京都平安神宮⇒神戸湊川神社のコースで行われた。
第8回大会は??
第9回大会は1947年1月25日、京阪コース(神戸駅前⇒京都平安神宮)88.5kmで参加15校で行われ、立命館大学が5時間06分02秒で優勝した。
2004年まで丹後半島で開かれていたが、2005年から18年ぶりにコースが琵琶湖へと戻された。琵琶湖で学生駅伝が行われるのは44年ぶり。主催は関西学生陸上競技連盟、読売新聞社、滋賀県。
2005年の大会は、関西学生陸上競技連盟所属の20校と、東海、中・四国、九州からの招待校6校が出場。立命館大学が優勝した。
2006年は、関西学生対校駅伝競走大会としては、立命館大学が連覇したが、びわ湖大学駅伝としては、招待校の第一工業大学が総合1位となった。(びわ湖大学駅伝は、厳密に言えば関西学生対校駅伝競走大会兼西日本大学招待なので)
コースは新設で、滋賀県西浅井町役場から大津市の膳所城跡公園までの8区間83.4km。東の箱根駅伝に並ぶ「西のびわ湖駅伝」に育てるため、琵琶湖一周のコースにする事も検討されている。
カテゴリ: スポーツ関連のスタブ項目 | 駅伝 | 日本の学生スポーツ | 滋賀県のスポーツ