長野県道88号伊那箕輪線
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長野県道88号伊那箕輪線(ながのけんどう88ごういなみのわせん)は、長野県伊那市大字伊那で国道361号との交点を起点とし、上伊那郡南箕輪村を通過し、上伊那郡箕輪町北部を終点とする県道。ほぼ全区間で改良済み。伊那市火葬場から北は昔の春日街道に沿って整備され、地元では春日街道とも呼ばれる(春日は同路線、箕輪町役場入り口交差点付近の地名)。
昭和時代までは、伊那市火葬場前の沢尻交差点から北を一般県道沢尻箕輪線といい、沢尻交差点と国道361号交差点との間は一般県道大萱荒井線の一部であったが、主要地方道へ昇格すると同時に路線名を変更、大萱荒井線は廃止された。
路線沿いには、伊那市火葬場、上伊那農業高等学校、伊那中央病院、西天竜土地改良区記念碑などが並ぶ。箕輪町役場、南箕輪村役場、伊那インターチェンジ、伊北インターチェンジ、伊那北高校、伊那北駅などにも円滑に接続する。 国道に比べ信号や交差点が少なく、広域農道に比べ道路線形が良く、竜西地区で伊那市街地と伊北方面を結ぶ主要な道路となっている。
起点側が伊那市道の経塚線と接続し、2003年春に国道361号との交差点が改良されたのに続き、2005年春に終点側の箕輪町で伊那西部広域農道と接続し、上伊那広域農道と並行して南北に連続する道路となる。2005年からは権兵衛トンネル開通に関連して、火葬場から南を国道361号に直交する形状の道路新築工事「沢尻バイパス工区」が進められ、2006年3月に完成した。バイパス整備に伴い伊那バスのバス路線は一部経路が変更となったが、バス停自体の増減は無いため利用上の差異は無い。
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