道士リジィオ

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道士リジィオ(どうしリジィオ)は、冴木忍/著・鶴田謙二/イラストのライトノベル。富士見ファンタジア文庫刊。2006年6月22日現在で4巻出版されている。なお、OVA化が予定されていたが諸事情によって中止になった経緯がある。

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注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。

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目次 1 主要登場人物 2 世界観 3 執筆形態 4 既刊一覧

[編集] 主要登場人物

リジィオ

本作の主人公。古代神人(後述)の力を持つ強力な道士で母親譲りの美貌を持つ26歳の青年。しかしながらその長所をまったく生かすことができず作中の不幸は数知れない。幼年期に同じ年代の遊び友達に好きだといわれたり、花街から誘いが来たりするなど20まで女に間違えられ続け成人後は美男子面が気に喰わないなど因縁をつけられたりしている。また、無理に道士にさせられ親の借金を肩代わりさせられ世界各地に放浪の旅に出るはめとなる。そのため本人は道士としての力も母親譲りの美貌も毛嫌いしている。ファンや作者の間では「不幸の見本市」「オリンピック男｣など様々な名で呼ばれる男である。

スティン

リジィオの幼馴染で借金取り。「リジィオの親父の借金を何が何でも取り立てろ。」という遺言に従いリジィオを追って世界を奔走する。幼少時代にリジィオを女の子だと勘違いして告白した人物。非常に執念深い性格でリジィオいわく「スティンに恨まれたら一生祟る｣といわれるほど。しかしそれさえなければ気立てのよい優しい人物である。

シザリオン

ムスターファ

[編集] 世界観

主人公であるリジィオが依頼を受けたり各地を放浪する中の出来事を中心に描かれている。

[編集] 執筆形態

本作は短編の連作形式をとっており1巻当たり現在のところ5話掲載されている。そのうちの4話が主人公リジィオが依頼を受け解決する物語、1話がリジィオの出生に関する話となっている。 なお、1話の中に更に細かい物語が複数存在する話もある。

[編集] 既刊一覧

• 道士リジィオ
  1. 青の化石
  2. 夢見る佳人
  3. 煌の輪舞曲
  4. 刻の静寂