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蹄(ひづめ)は哺乳動物が持つ角質の器官。爪の一種である。
[編集] 他の爪との違い
扁爪や鉤爪と比べると厚くて大きく、固い。指先を幅広く被って前に突き出している。この爪を持つものは指も柔軟ではなく、先端の爪で体を支えるようになっていて、指の腹は地面に着かないものも多い。
扁爪が指先の保護器官、鉤爪がひっかけるための器官であるのに対し、蹄は奇蹄目や偶蹄目のための、歩行の補助器官として使われる。すなわち、土を蹴るのに使われる器官なのである。
[編集] 関連項目