足利義将

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足利 義将（あしかが よしまさ、？ - 嘉吉元年7月21日（1441年8月7日））は室町時代の人物。足利直冬の孫と言われ、足利冬氏の次男に位置付けられる。嘉吉の乱の際、赤松満祐に擁立された足利義尊の弟に当たる。
『建内記』によれば、義尊の弟で禅僧となっていた者が備中国から播磨国に逃れようとして、同国守護細川氏久の兵に討ち取られ、その首が7月28日頃京都に到着する予定と書かれている。備中国井原荘吉井村（岡山県井原市）の重玄寺古過去帳によると、この禅僧は俗名義将といい同寺の大旦那であり、井原善福寺を住まいとしていたという。法名は重玄寺殿護峰鎮公大居士。

[編集] 参考文献

• 瀬野精一郎　『人物叢書 足利直冬』（吉川弘文館、2005年）　ISBN 464205233X