貞門派(ていもんは)は、江戸時代前期の歌人・俳人で連歌も行った松永貞徳(1571年-1654年)によって提唱された俳諧の流派。
貞徳は、俳諧が和歌・連歌を詠むにあたっての基礎であると考え、俗語や漢語などのいわゆる俳言(はいごん)を使うことを主唱した。貞門派の俳風は言葉遊びの域を出ず、その後西山宗因が主張した談林派俳諧に押されるようになるが、江戸時代後期まで影響力を有した。
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