虎杖浜温泉
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虎杖浜温泉(こじょうはまおんせん)は、北海道胆振支庁管内白老郡白老町(旧蝦夷地、明治以降の旧胆振国)にある温泉。広義では登別温泉に含むこともあるが、歴史は浅く、事実上別の温泉地である。
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[編集] アクセス
[編集] 泉質
- 含芒硝食塩泉
- 単純泉
- 硫黄泉
など。源泉温度36~40℃
[編集] 温泉街
海岸の国道沿い10㎞に30軒近くの宿泊施設、ドライブイン、土産物屋、料理屋などが並ぶ。気軽に立ち寄れる温泉地として賑わいを見せたが、老朽化に伴い、温泉街としては衰退気味である。豊富な海の幸が売りで、毛ガニやタラコなど海の幸には事欠かない。
[編集] 歴史
かつては白老臨海温泉と呼ばれており、昭和34年の温泉ブームに便乗して、地下670メートルまでボーリングを実施し、源泉開発を行った。その後国道沿いに多くの立ち寄り型温泉施設、宿泊施設が設けられた。なお虎杖浜とはアイヌ語のクッタリウス(イタドリの多い地)から来ている。