芳野 (松本市)
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芳野(よしの)は長野県松本市の市街地の南の地区(住居表示実施地区。1979年に設定)。周辺とともに松本市の副都心(俗に言う南松本)を構成している。なんなん広場(含:南部図書館、南部公民館、南部体育館)やキッセイ薬品工業本社、国土交通省長野国道工事事務所松本国道出張所がある。国道19号沿いには郊外型専門店が多い。双葉大通り沿いやJR篠ノ井線沿いには中小規模の店舗がある。なんなん広場など松本市の副都心としての基幹となる施設もある。全体に公営住宅が多く20~30棟はある。また、近年はマンションも建ち始めている。
市営住宅はかつてこの地にあった宮田製作所という自転車工場の跡地を利用したものだ。現在は老朽化が進んでおり建て替えが進められている。
町名の由来はこの地区は芳川地区と野溝地区の境にあるため、両地区の頭の文字を取って芳野となった。