米倉利紀
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米倉 利紀(よねくら としのり、1972年10月21日 - )は、日本の歌手。大阪府豊中市出身。血液型はB型。本名は米倉利徳(読み方同じ)
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[編集] 概要
1992年にシングル 『未完のアンドロイド』でデビュー。日本における男性R&Bシンガーのパイオニアと言われている。 尊敬するミュージシャンはダニー・ハサウェイ(故人)。 年間を通して、ほとんどがN.Yでの生活になっている。 「4時ですよーだ」ダウンタウン司会でマスコットボーイを務めていた。 いいとも青年隊のオーディションを受けた経歴がある。 デビュー前、地元でアルバイトをしていた頃から「カッコイイ♡」と噂になり、女の子が押し寄せたりもしていた。
本格的にソングライティングを自分で行うようになったのは1995年ごろからで、そこからは完全にシンガーソングライターとして活動している。曲を聞くとわかるがやはり、ブラックミュージックに影響されているのがよくわかる。曲によりきだが、「YES Ⅰ DO(with BIG HORNS BEE)」や「Love in the Sky」など90年代後半はヒットも出ていたが、最近はなかなかヒットに恵まれず、レーベルも移籍したようだが、ライブなどではファンもきており、好調ということから、最近また再びがんばって精力的にリリースを再開している。
キンキキッズとの交流や久保田利伸との交流が深い。レーベルメイトだった中西圭三とも一緒にレコーディングしたりしていたが、「どっちがファンキーか」でけんかになったとの噂がある。米米CLUBの金子隆博ともよく仕事をしている。1990年代後半は特に良曲が多い。アレンジャーは特定人物と組んでいて、河越重義、柿崎洋一郎、Prince Charles Alexanderの三人とタッグを組んでいる。三人ともサウンドプロデュースについては申し分ない人物であるが一番長く付き合ってるのは柿崎洋一郎である。彼は久保田利伸の片腕としても有名。最近のアルバムでは、アレンジャーとして富樫明生を迎えている。楽曲提供では和田アキ子、キンキキッズ、などにおこなっている。
[編集] LIVEでのパフォーマンス
初期から1990年代終わり頃まで、通常のホールツアーに加え、夏の突発ライブハウスイベント「ナスティーグルーブナイト」が開催されていた。2000年代に入り「ナイス&イージー」とタイトルを変更。 本人曰く「ナスティーグルーブナイトって・・・ダッサー」「さぶ!!」とのこと。 ライブの3分の1がMCになることもしばしば。話し出すと止まらない。 時々おかまちゃんのような仕草や話し方になる(わざとやっている) アンコールには観客と一体になる事を目的としたダンス&歌が必ずあり、男性客はとことんいじられる。 本当のところ一番楽しんでいるのは本人である。LIVEでは必ず「今日も米倉利紀の世界にどっぷりとハマってってください」と言うのが恒例になっている。ツアーバンドのメンバー、ダンサーとはとても仲が良く、よくLIVE中にも身内ネタで笑をとっている。自分で言った事に爆笑してしまい、その直後に歌うバラードのイントロで気合を入れるも吹き出してしまうことがある。
[編集] 人物像
180cm以上の長身、鍛えあげられた肉体美、日本人離れした類稀な完璧なルックスとは裏腹に、とてもお茶目な性格であり、感激屋さんでもある。ツアー初日、最終日には感極まって泣いてしまう事もしばしば。LIVE中、彼独特の激しい踊りと、タイトな衣装の所為で、何度もズボンの尻を破いた経験がある(笑のネタにしている)。普段から下着はスーパービキニを着用しており、LIVEの際にはTバックを着用している。独特のヘアースタイルで、コロコロとよく変えている。'95~96年あたりでドレッドヘアにするも、ファンから「タランチュラ」などと言われ不評だった。TOKIOの山口達也に崇拝されている。以前はなまるカフェにゲスト出演した際、米倉の歌やファッション、スタイルが素晴らしいとベタ褒めするも、岡江久美子、薬丸裕英らが米倉を知らなかった為、その話題が一瞬で軽く流される。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- 未完のアンドロイド (1992/4/25)
- Nasty Groove (1992/7/22)
- デリカシーに雨が降る (1992/11/21)
- 触れられると困る (1993)
- きっとできない じっとしない(1994)
- 強情なくちびる (1994/2/23)
- emergency (1994/6/25)
- spark (1995.7)
- we kept missing each other ...(1996)
- Yes, I do. (1997)
- Love in the sky (1997)
- 月と太陽(1998)
- Keep this love (1998)
- good time (1999)
- 奇蹟 (2000)
- 横顔 (2001)
- COMING SOON (2002)
- MANHATTAN,NY***** (2003)
- 情熱灼熱(2005)
- whatsoever (2006)
[編集] オリジナルアルバム
- bella donna (1992/5/25)
- liberta(1993/3/25)
- passione(1993/10/27)
- adesso(1994/7/27)
- amore(1995/11/22)
- mad phat natural things(1996/10/10)
- i(1998/1/28)
- flava (1999/1)
- power (2000)
- o (2001)
- roots of style (2002)
- with you (2003)
- sang my thang (2005)
- fall back (2006)
[編集] その他アルバム
- cool Jamz (1995/3/22)(コンセプトアルバム)
- mad phat natural things side-B (1997/3/26)(リミックスアルバム)
- yone’s BODY & SOUL (1998/9/16)(ベストセレクション)
- yone’s BODY & SOUL 2 (2000//)
- yone’s BODY & SOUL 3 (2005)
- gift (2001) (カバーアルバム)
- smile again (2004/06/09)(mini album)
[編集] 出演
- HEY HEY HEY!
- LOVE LOVEあいしてる(LOVE LOVE ALL STARS)
- ミュージックフェア
- J'S CHAMP'98
- 歌スタ!!
[編集] 外部リンク
- :: toshinoriyonekura.com ::公式サイト
- 米倉利紀 アーティストトップワーナーミュージック・ジャパン内公式ページ
- 米倉利紀 DISCOGRAPHY