秋山真一郎
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秋山 真一郎(あきやま しんいちろう、1979年2月9日 - )はJRA(日本中央競馬会)の騎手である。滋賀県生まれ。栗東所属。
1997年にデビュー。同期には武幸四郎、勝浦正樹らがいる。初騎乗は1997年3月1日、中京競馬第2競走のヤマニンポシブルで、16頭立ての3着だった。同年3月9日、中京競馬第2競走でスズカアオイで初勝利。
1998年の神戸新聞杯でカネトシガバナーに騎乗し、重賞初勝利を挙げる。また桜花賞優勝馬キョウエイマーチにも騎乗し、阪急杯、京都金杯を制した。
デビューから毎年30勝以上の成績を挙げ、コンスタントな活躍を見せているが、中央のGI勝利はまだ無い。
中京と相性が良く、重賞11勝のうち、中京開催の重賞を5勝している。2004年には、中京競馬記者クラブ賞を受賞した。
いわゆるイケメンで女性ファンも多く、サインを書いたりするなどファンサービスをしている姿も見られるが、中身は孤独を愛する男らしく、遊んでいるという話を聞くことがあまり無い。過去に「自分は友達がいない」と公言していたこともある。ただし既婚者である。
[編集] 秋山真一郎と重賞
秋山はデビュー年こそ重賞勝利は無かったものの、翌1998年から2006年まで、毎年重賞を勝利している。特に、2003年のテイエムサンデーで制したシルクロードステークスは、自らの誕生日を飾るプレゼントになった。
2004年には中京記念と愛知杯を制覇しているが、ともに人気薄だった。特にしんがり人気だったメイショウキオウで逃げ切った中京記念はかなり強い印象をもたらした。
2005年はサカラートで東海ステークスを制して、JBCクラシックに挑んだがタイムパラドックスの4着に敗れた。
2006年は最低人気のビーナスラインで函館スプリントSを制し、シーイズトウショウの3連覇を阻止した。