秋吉家シリーズ

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秋吉家シリーズ（あきよしけしりーず）は、日高万里による初期の少女漫画作品群の総称である。各作品に秋吉家の姉弟の一人が登場することからこの名前で呼ばれている。

[編集] 作品

秋吉家シリーズは、以下の作品から構成される。

• 「365日の恋人」(ISBN 4-592-11623-2)収録
  • 君をのせて（シリーズに含めないこともある）
  • 365日の恋人
  • Lesson
  • スローステップ
• 「終わらない恋のために」(ISBN -4592-12742-0)収録
  • 終わらない恋のために
  • 恋文-ラブレター-
• 「ありのままの君でいて」(ISBN 4-592-12757-9)収録
  • ありのままの君でいて
  • 愛のカタチは揺れるコスモス
• 「詩を聴かせて」(ISBN 4-592-12099-X)
• 「世界でいちばん大嫌い」

『君をのせて』には秋吉家の次男一久が登場するが、脇役としての登場であり、主人公は秋吉家以外の人間なので、シリーズに含めないこともある。

[編集] 秋吉家の兄弟

秋吉家は女3人男3人の6人兄弟である。それぞれの名前には順に数字が使用されている。

学年・年齢は『365日の恋人』時のものとする。

（杉本）万葉（かずは）

長女。25歳。職業は美容師。

『世界でいちばん大嫌い』の主人公である。

『スローステップ』内で兄弟の名前が登場したときに彼女だけ(結婚して家を出ていたので)登場しなかったため、「万」の字がつく女性名ということで「長女の名前は（作者と同じ）万里ではないか」と考えた読者が多かった。Ｖ・Ｂ・ローズにて弟を｢馬鹿｣｢メガネ｣｢分身｣と分類。

千鶴

長男。24歳。元不良。現在は仕事をしながら童話作家を目指し投稿をしている。

『詩を聴かせて』の主人公である。

万葉曰く「メガネ」。

百華

次女。22歳。職業は保育士。クールな性格。料理など家庭的な事は非常に不得手。

『愛のカタチは揺れるコスモス』の主人公である。

十波

三女。18歳。高校3年生。万葉と零のことが大好き。

『365日の恋人』の主人公である。

一久

次男。16歳。高校1年生。お調子者な性格。そのため他の兄弟からイジられる事が多い(大半は自業自得)。

『君をのせて』『終わらない恋のために』『ありのままの君でいて』に登場する。万葉曰く「馬鹿」。

零

三男。13歳。中学2年生。「世界で一番大嫌いの時代(当時は幼稚園児)は可愛らしい笑顔を振りまいていたが、物心がついて以降は口が悪くなる。現在、V・B・ローズに脇役として登場中。クールに育った零ちゃんに注目！万葉曰く、「分身」である。

『Lesson』『スローステップ』『恋文』の主人公である。