福島県道・宮城県道38号相馬亘理線
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福島県道・宮城県道38号相馬亘理線(ふくしまけんどう・みやぎけんどう38ごうそうまわたりせん)は福島県相馬市から宮城県亘理郡亘理町に至る主要地方道である。
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[編集] 概要
相馬市の塚の町交差点(国道6号、国道115号交点)から松川浦へ東進、松川浦漁港、相馬工業港、釣師浜漁港、磯浜漁港と太平洋沿いに北上する。1車線区間が多く地域の生活道路としての側面が大きい。相馬郡新地町内ではバイパスが建設中である。終点付近の亘理郡亘理町では在来の集落を迂回するバイパスが作られ、快走できるが常磐自動車道の工事が進んでおり大型車が行き交う。
- 実延長:31,888.3m
- 福島県側:14233m
- 宮城県側:17655.3m
- 起点:相馬市塚ノ町2丁目(塚の町交差点)
- 終点:亘理郡亘理町逢隈高屋
[編集] 歴史
宮城県側について述べる。
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 亘理松川浦線として県道に認定され、供用される。
- 1983年(昭和58年)1月11日 - 亘理松川浦線を廃し、現行の相馬亘理線となる。同時に主要地方道に指定される。
[編集] 通過する市町村
[編集] 接続する道路
- 国道6号(起点)
- 国道115号(起点)
- 国道6号相馬バイパス(相馬市尾浜字細田)
- 福島県道375号松川浦港線(相馬市尾浜字港町)
- 福島県道272号原釜椎木線(相馬市原釜字北谷地)
- 福島県道389号相馬港線(相馬郡新地町駒ヶ嶺、相馬中核工業団地内) 国道113号起点に至る
- 福島県道171号新地停車場釣師線(相馬郡新地町谷地小屋字釣師)
- 宮城県道224号吉田浜山元線(亘理郡亘理町吉田)
- 宮城県道10号塩釜亘理線(終点)
[編集] 地理
- 松川浦県立自然公園:日本の白砂青松100選に選ばれる名勝松川浦とその周辺。潮干狩りや海水浴も楽しめる。
- 相馬中核工業団地(東地区):地域振興整備公団(現:中小企業基盤整備機構)が造成した、面積499haの大規模工業団地。重要港湾相馬港や相馬共同火力発電所がある。
[編集] 関連項目
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