石垣りん
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石垣 りん(いしがき りん、大正9年(1920年)2月21日-平成16年(2004年)12月26日)は、昭和・平成期の詩人。
東京都生まれ。4歳の時に母親と死別。15歳の時に日本興業銀行に就職。以来定年まで勤務するかたわら、詩を次々と発表した。1969年に第2詩集『表札など』で第19回H氏賞、1971年に『石垣りん詩集』で第12回田村俊子賞を受賞した。
[編集] 著書
- 『ユーモアの鎖国』 ちくま文庫、1987年
- 『焔に手をかざして』 ちくま文庫、1992年
- 『詩の中の風景―くらしの中によみがえる』 婦人之友社、1992年
- 『石垣りん詩集』 ハルキ文庫、1998年
- 『夜の太鼓』 ちくま文庫、2001年
- 『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』 書肆ユリイカ、1959年
- 『表札など』 思潮社、1968年
- 『略歴』 花神社、1979年
- 『やさしい言葉』 花神社、1984年