知的障害者更生施設
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知的障害者更生施設(ちてきしょうがいしゃこうせいしせつ)とは養護学校卒業後(学卒から)の知的障害者のために活動する福祉施設。
活動内容は作業と運動、給食時など、外部の学校や地域と交流することもある。尚、サービスの種類は通所と入所がある。昭和35年精神薄弱者福祉法制定により、位置づけられた。利用者と職員の関係は、措置時代には指導・訓練と称して社会復帰を目的として行われていた時代には、利用者から先生と呼ばれることが多かった。平成15年に支援費制度を始めとする、社会福祉基礎構造改革のもと、「措置から利用契約」へ切り替わる中、対等な立場として支援・援助のサービスを展開させてきている。利用者は、会話が成立する者から身辺身自立の言語による意思伝達の難しい利用者まで幅広く利用している。活動として自主生産作品や農作業・下請け作業などを行っている。
[編集] 関連項目
- 通所更生施設