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矢立(やたて)
- 武士が矢を入れて携帯する装備。
- 矢立肇 - 機動戦士ガンダムシリーズの原作者とされている人物名。
- 筆と墨壷を組み合わせた携帯用の筆記用具一式。(後述)
矢立(やたて)とは、筆と墨壷を組み合わせた携帯用の筆記用具一式。 一見喫煙パイプのような形をしている。墨壷がついているため、出先で即座に筆が使える。
松尾芭蕉の『奥の細道』には 矢立初めの句として
- 「行く春や鳥啼魚の目は泪」
- これを矢立の初めとして、行く道なほ進まず
- 人々は途中に立ち並びて、後影のみゆるまではと、見送るなるべし
と記されている。
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