田沼意留
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田沼 意留(たぬま おきとめ、? - 文久元年9月17日(1861年10月20日))は、遠州相良藩の第2代藩主。祖父は田沼意次。父は田沼意正。幼名は熊五郎。通称は楽山。官位は従五位下備前守。
1805年閏2月15日、将軍徳川家斉に御目見する。1819年8月9日、父意正の若年寄就任により、菊之間詰となる。12月16日、従五位下備前守に叙任する。1836年4月21日、父意正の隠居により、家督を相続した。雁之間詰となる。しかし、同年8月、天保の飢饉による凶作で多数の餓死者を出すなど、前途多難であった。1840年7月20日、隠居し、息子田沼意尊に家督を譲った。1843年11月25日、楽山と称す。1861年9月17日、死去した。墓所:東京都豊島区駒込の勝林寺。