田川後藤寺駅
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田川後藤寺駅(たがわごとうじえき)は、福岡県田川市奈良1829番地に所在する九州旅客鉄道(JR九州)と平成筑豊鉄道の駅。JRの管轄駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 3面5線のホームを有する地上駅。
- 駅本屋側から
- 駅舎に接する最初のホームは1番のりばと切欠の0番のりば。0番のりばは後藤寺線の列車が、1番のりばは日田彦山線の列車が使う。
- 2番目のホームは駅舎から離れた側の片面しか使っていない(2番のりば)。平成筑豊鉄道専用ホームである。
- 3番目のホームは両面使用(3番のりば・4番のりば)。ともに日田彦山線の列車が使う。
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- 新しい小柄な駅舎が建っている。
- 駅舎内部には待合所のほか改札があり、JR・平成筑豊鉄道ともに自動券売機がある。JRの出札口は壁で仕切られ一つの部屋が形成されている。
[編集] 駅周辺
- 田川市役所
- 福岡地方検察庁田川支部
- 裁判所あり
- 田川文化センター
- 田川市体育館
- 田川市立後藤寺小学校
- 田川市立後藤寺中学校
- 福岡県立西田川高等学校
[編集] 歴史
- 1896年(明治29年)2月5日- 後藤寺駅(ごとうじえき)として豊州鉄道(初代)が開設
- 1897年(明治30年)10月20日- 後藤寺~宮床駅間(現在の糸田駅)支線(現在の「糸田線」)、及び、後藤寺~(貨)起行駅間支線(現在の「後藤寺線」)が開通
- 1901年(明治34年)9月3日- 豊州鉄道を九州鉄道(初代)が合併
- 1907年(明治40年)7月1日- 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁(田川線)が所管
- 1922年(大正11年)2月5日- 赤坂~起行間を開業した九州産業鉄道(後の産業セメント鉄道)が乗入開始
- 1943年(昭和18年)7月1日- 産業セメント鉄道が戦時買収により国有化され後藤寺線に編入
- 1982年(昭和57年)11月3日- 田川後藤寺駅に駅名改称
- 1984年(昭和59年)2月1日- 貨物業務取扱廃止
- 1987年(昭和62年)4月1日- 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道に継承
- 1989年(平成元年)10月1日- 糸田線が平成筑豊鉄道に転換
[編集] 隣の駅
- 平成筑豊鉄道
- 糸田線
- 大藪駅 - 田川後藤寺駅