生きるための情熱としての殺人
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『生きるための情熱としての殺人』(い-じょうねつ-さつじん)は、林秀彦の小説作品、及びドラマ作品である。
目次 |
[編集] 概要
ひょんなことで知り合った5人(ドラマでは4人)の女達が、大富豪の子息である会社社長をたぶらかして、その財産を手にするまでの群像劇。原作では主人公である女達はあまり仲がよいとは言えず(途中で女の一人が裏切るという事態も)、また次々と死んで行き結局は2人になってしまうのだが、ドラマではカード破産の女や夫の家庭内暴力に悩む女、そして前出の会社社長によって不当な人事異動に起こる女達が、社長の妹に似た女と手を組み、いつの間にか友情が生まれる内容になっている。
- 原作:林秀彦(創林社刊、1981年刊行)
- 原作本は既に絶版で、しかも版元も倒産しており、読むには古本屋や図書館などをくまなく探すしかない。
- ノヴェライズ版:中鉢園子(講談社刊)
[編集] TVドラマ
2001年7月6日から9月27日にテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠にて放送された。
[編集] キャスト
原作とドラマとでは登場人物の名前や設定などが違っている。ここではドラマの登場人物に当てはまる原作の登場人物の設定も表記した。
- 四条 舞衣(21):釈由美子
- のほほんとしながらも未来に不安を持つフリーター。原作では四条節子の名。高校中退でレストランでバイトしながら質素に暮らしていた。
- 階堂 安奈:釈由美子(2役)
- 佑介の妹で隆生の幼馴染、10年前に溺死するが…
- 三崎 京子(29):高岡早紀
- 佑介の恋人だったが捨てられ、その後に夫・敏郎との愛の無い生活をしている。原作では途中で裏切った後に事故死すると言う設定。
- 大塚 由佳里(29):横山めぐみ
- 満たされない気持ちから買い物依存症を繰り返しカード破産になり、ヤクザに狙われる。原作では大塚信子の名で、5人いる仲間のもう一人(坂口牧、歯科医師)とレズの関係。
- 階堂 佑介(33):鈴木一真
- 階堂物産(原作では井桁商事)社長。女を玩具の様にしか見ていないが、実は10年前に死んだ妹・安奈の幻影を追い続けている。原作では木村 重太郎の名で容姿も不細工。
- 杉山 隆生(37):伊原剛志
- 階堂物産顧問弁護士。佑介の女性トラブルの後始末役だが、心の中では安奈の影を追う佑介に対して不安を…原作では重太郎の友人。
- 上原 美津子(32):とよた真帆
- 階堂物産のメディア事業部のキャリアウーマン。しかし佑介の公私混同の人事異動によって閑職に。それに対する復讐を誓う。原作では原 美津子。
- 森山 マコト(21):宇野智史
- 舞衣のフリーター仲間で元彼。
- 小久保 アミ(21):佐藤康恵
- 舞衣のフリーター仲間で親友。のちにマコトとできちゃった婚をする事に。
- 椿王子 梨沙(25):立河宜子
- 椿王子興産の令嬢で佑介のフィアンセ。
- 三崎 俊郎:布川敏和
- 京子の夫、茂蔵の命によって舞衣に傷を負わせる。原作では三崎 忍。
- 階堂 茂蔵:穂積隆信
- 階堂物産会長で佑介と安奈の父。原作では木村 重蔵。
- 美津子の元彼、会社を立ち上げたと言うが…
[編集] スタッフ
- 原作:林秀彦
- 脚本:林誠人(第1~3・5・7・8・10・11話)、田中江里夏(第4・6・9話)
- ※ 一部資料では第8話は田中江里夏の脚本との情報も有る
- 監督:六車俊治、加門幾生
- 助監督:田村浩太郎
- 企画:永利宣久、中嶋哲也
- 特典映像演出・構成:ワダケンジ
- 音楽:池田大介、岩戸崇
- 演出:六車俊治(第1・2・5・6・9・11話)、加門幾生(第3・4・7・8・10話)
- プロデューサー:大久保なみ、吉田由二
- チーフプロデューサー:梅澤道彦
- ラインプロデューサー:藤原幣吉
- AP:田中清孝
- 広報:曲尾有香
[編集] 主題歌
- 『PERFECT CRIME』
- 作詞:倉木麻衣/作曲・編曲:徳永暁人 (GIZA studio)
[編集] 挿入歌
- 『Can't forget your love』
- 作詞:倉木麻衣/作曲:大野愛果/編曲:Cyber sound(GIZA studio)
[編集] サブタイトル
- ダイヤの原石、見つけた。(2001年7月6日)
- 計画を狂わす失敗(2001年7月13日)
- (2001年7月27日)
- (2001年8月3日)
- (2001年8月10日)
- (2001年8月17日)
- (2001年8月24日)
- (2001年8月31日)
- 助けて!夫は変態(2001年9月7日)
- (2001年9月14日)
- (2001年9月21日)
[編集] 前後作品の変遷
テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ | ||
---|---|---|
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次番組 |
OLヴィジュアル系 (2001.4.13 - 2001.6.22) |
嫉妬の香り (2001.10.12 - 2001.12.27) |
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