瓢湖
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瓢湖(ひょうこ)は、新潟県阿賀野市水原地区にある人造湖。ハクチョウの飛来地として知られる。
[編集] 概要
周囲は「瓢湖水きん公園」として整備されており、水原町の「町の花」となっているアヤメやハスなどの草花でも親しまれている。
毎年10月頃から3月頃にかけて6000羽ほどのハクチョウが飛来、越冬する。日中は周辺の田圃で採餌することが多く、カモなどのほうが目立つが、夜には湖で羽を休めるため、朝夕が特に美しい。
[編集] 歴史
- 1639年(寛永16年)用水池として完成。当時の池の形が瓢箪に似ていたことから、「瓢湖」と呼ばれた。
- 1950年(昭和25年)初めてハクチョウが飛来した。
- 1954年(昭和29年)吉川重三郎(通称:白鳥おじさん)が、野生のハクチョウの餌付けに全国で初めて成功した。
- 2月に県、3月に国の天然記念物に指定された。
[編集] 関連項目
- 白鳥 (列車) 2001年3月まで大阪~青森間を走っていた列車で、名前はここの白鳥にちなんで付けられた(現在の青函トンネルを通る列車は別の場所の白鳥が由来)
- テレビドラマ高校教師(2003年版)のロケ地として使われた。
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