玉髄
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玉髄(ぎょくずい、Chalcedony)とは、石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり、緻密に固まった鉱物の一種。美しいものは宝石として扱われる。石に含まれる不純物によっていろいろな色があり、それぞれ紅玉髄、緑玉髄、瑪瑙、ブラッドストーンなど様々な名称で呼ばれている。
[編集] 玉髄の種類
全体が赤色のものは紅玉髄(こうぎょくずい、カーネリアン)、緑色のものは緑玉髄(りょくぎょくずい、クリソプレーズ)、石英や蛋白石との縞状模様のものを瑪瑙(メノウ)、不純物をかなりの量含んでいて不透明なものは碧玉(へきぎょく、ジャスパー)、碧玉のうち斑点状に赤色が混じっているものは血石(けつせき、ブラッドストーン)と呼ばれる。
[編集] 用途・加工法
飾り石や簪、帯留め、数珠などの装飾品、高級な食器などに加工されて利用されている。