獣人雪男

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『獣人雪男』（じゅうじんゆきおとこ）は、1955年 8月14日に公開された、東宝制作の特撮映画。

[編集] あらすじ

日本アルプスで怪事件に遭遇したK大山岳部のメンバーは、駅の待合室で刑事にその不可思議な体験を語り始めた。

冬山に挑んだK大山岳部であったが、遭難者を出してしまう。その捜索に為に翌夏再び日本アルプスを訪れた飯島高志や武野道子らは、山中にキャンプを張り遭難者を探していた。時同じくして、動物ブローカーの大場という男が、雪男を探すため山岳部の後をつけていた。そんな中、雪男を発見しその後を追っていた飯島は、大場達に見つかり怪我を負わせられる。その飯島を助けたのは、昨冬に出会った山村の部落の娘チカだった。だが、よそ者が入りこむのを嫌う部落の人々によって飯島は断崖に吊るされてしまう。その時、飯島は件の雪男助けられた。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

飯島高志：宝田明
武野道子：河内桃子
チカ：根岸明美
小泉重喜：中村伸郎
武野信介：笠原健司
大場：小杉善男
長老：高堂国典

[編集] その他

英題は、Half Human、The Story of the Abominable Snowman。
作品中の描写に問題があるとして、テレビ放送やビデオ、LD、DVDなどのソフト化は自粛されている（海外で発売されているDVDを輸入するのは容易だが、海外版では海外での追加シーンがあるうえ短縮されている。）。しかし、時々オールナイト等の特別プログラムで劇場で上映されることはある。また、原作は2004年に筑摩書房から発売された文庫版『ゴジラ』に併録されている。