海和俊宏
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海和 俊宏(かいわ としひろ、1955年4月24日 - )は、山形県出身の元アルペンスキー選手。日本が生んだ初のFISワールドカップ・第1シード選手。現在はカイワスポーツクリエイティブ代表。
1977年オーストリアのサン・アントンで開かれたFISワールドカップ・男子回転でタイム差が1秒僅かで7位に入り、第1シード入りを果たす。翌1978年西ドイツのオーバーシュタウフェンで開かれたFISワールドカップ・男子回転では5位につける。同年ドイツのガルミッシュ=パルテンキルヒェンで開かれた世界選手権では7位。
しかしその後アキレス腱を切断するトラブルに遭遇した。1984年サラエボオリンピックで12位の成績を残し国内大会で惜しまれながら引退した。
当時共に戦った、FISワールドカップで歴代第1位の通算80勝以上を記録したことで有名なインゲマル・ステンマルクは、第1シードに入った海和を「技術的に世界で一番怖いのはカイワ」とインタビューで答えている程、技術的には世界トップクラスの選手だった。
1987年ホイチョイ・プロダクション制作の映画「私をスキーに連れてって」では、所々スキースタントとして出演している。
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