海中要塞 鳴門
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海中要塞 鳴門とは架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の潜水艦である。
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[編集] 特徴
正式名称は『乙型浮き桟橋』といい12隻の乙型が合体した形態を『海中要塞 鳴門』と呼ぶ。小型潜水艦『無艦橋型特呂号潜』専用の移動補給基地であり、艦尾部が格納庫となっている。小型早期警戒機も搭載可能。連結時でも移動、潜航が可能で連結時は水密扉を通しての移動が可。 当初はアメリカ合衆国の動向を探るために太平洋に配備されたが後の日米和睦後はフォークランド諸島沖に移動した。
[編集] 諸元
- 全長:99m(単艦)・205m(12艦接舷時)
- 全幅:54.4m
- 艦隊最大幅:18m
- 推進方式:スクリュー2基
- 武装(自衛用):対空噴進弾・短魚雷・対空機銃
[編集] 第三次世界大戦
アイデアとしては良かったが、あまり大きな役に立ったという訳ではないこの艦に代わり、新たに海中移動要塞ができた。これは海底の平面に整地された場所に停泊し、紺碧艦隊や新日本武尊の補給をした。
[編集] OVAでの鳴門
基本構成は変わらないが12隻の内4隻(1号艦、4号艦、7号艦、10号艦)が航空機格納庫を有し、格納庫上に対空銃座4基を備えていた(艦載機は二式水上戦闘機)。また劇中では独砲撃潜水艦『UX-99』を下から浮上して持ち上げ、拿捕するという奇策をやってのけている(原作では潜水員を使っての拿捕)。