沖縄県道114号線
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沖縄県道114号線(おきなわけんどう114ごうせん)は沖縄県国頭郡本部町浦崎と具志堅とを結ぶ一般県道。国営沖縄記念公園(海洋博公園)に通じる重要な観光道路。
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[編集] 概要
[編集] 区間
[編集] 通過自治体
- 国頭郡本部町
[編集] 交差する路線
- 国道449号(起点)
- 国道505号(起点・終点)
- 本部循環線(起点・終点、国道449号と505号に重複)
[編集] 主要施設
- 国営沖縄記念公園(海洋博公園、本部町備瀬・石川)
- 沖縄美ら海水族館
- 熱帯ドリームセンター
- B&G沖縄海洋センター(本部町浜元)
- 備瀬のフクギ並木(本部町備瀬)
[編集] 路線バス
70番・備瀬線が全区間通っているほか、65番・本部半島(渡久地廻り)線と66番・本部半島(今帰仁廻り)線が備瀬経由に限り全区間通っている(65番は起点→終点、66番は終点→起点の順に通る。なお3路線とも琉球バス交通・沖縄バスの共同運行)。かつては那覇バスターミナルから国道58号・県道84号(当時は県道116号)を経由して海洋博公園に向かう急行バスが琉球バスと沖縄バスが運行していたが1990年代前半に廃止された。
[編集] 歴史・特徴
- 1953年に琉球政府道浦崎具志堅線として指定。1965年に政府道114号線になり、1972年の本土復帰と同時に県道114号線となる。
- 復帰後1975年の沖縄海洋博覧会(海洋博)の開催地がこの路線沿いの備瀬一帯と決まると工事車両が多く出入りし、海洋博開催後は観光道路として大きく変貌していき、海洋博公園周辺は観光バスや一般車両などで交通量が多くなった。以前はエキスポランド(遊園地)やアクアポリスがあり、名護からの路線バスのほかに、那覇から国道58号と県道84号(当時は県道116号)を経由しての急行バスも運行されていた。それらが閉鎖後は一時少なくなったが、2002年に沖縄美ら海水族館が開園してからまた多くなってきた。
- 海洋博公園をすぎると、サトウキビ畑や民家などしかなく外観もガラリと変わるが道路整備はされており、また交通量の多い本部町の中心部を避け、海洋博公園から今帰仁村廻りで通る車も少なくない。