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永見 貞愛(ながみ さだちか 天正2年2月8日(1574年3月1日) - 慶長9年11月16日(1605年1月5日))は、徳川家康の子。結城秀康の双子の兄弟という説がある。
双子が生まれると不吉なことになるという当時の風習が理由で、家康の実子として認められず、早逝されたことにされ、貞愛は生母の実家である永見家に身を寄せながら育つ。しかし足が不自由となった。
永見姓として育った貞愛は、知立神社の神職を伯父の永見貞親から譲り受けたが、慶長9年11月16日に没。享年31。子女はいなかったという。