機関車オリバー (架空のキャラクター)
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機関車オリバー(きかんしゃ-)は、絵本シリーズ「汽車のえほん」および、テレビシリーズ「きかんしゃトーマス」に登場するタンク式蒸気機関車。
- 英名-Oliver
- 番号-11
- 原作初登場-23巻3話「大だっそう」
- 人形劇初登場-16巻5話「オリバーのだっしゅつ」
- 他の主役巻-24巻「機関車オリバー」原題はともかく、日本語題に付属の形容詞が無いのは少し残念である。
- カラーリング-黄緑
- 性別-男性
- 声優‐緑川光
- BGM-大西部鉄道を思わせる荘厳な感じ。メロディラインが「インディ・ジョーンズ」に似ているとの指摘がある。
- 車輪配置-2軸(車軸配置0-4-2)
- 運用
- 入線当初からの貨車の構内入れ替えと、ナップフォードから西アルルバーまでの海辺の支線再開後はダックと共にそこを運行。そのため海辺の支線は別名小(さな大)西部鉄道と呼ばれる。
- 原作と人形劇の違い
- 原作画家エドワーズの絵は、どの機関車も区別がつき難かった。人形劇では顔を変えようとする努力があった為か、結構違う顔になっていて、丸い眼・鼻の穴・眉間のシワ等が目立ち、さらにエドワーズの絵の特徴を大きく生かすために、鼻がかなり大きくなっている。また原作では番号が付いていない。
- 実機と原作では、専用の運転室付客車(原作ではイザベルという名前)を連結して、客車側が先頭のときは機関車側に助手だけが乗務し、運転士は客車の運転室から機関車を制御できる機能を使って運転するので機回しが不要。そこで終点駅が棒線化された閑散線区などで使われた。人形劇はイザベルが登場しない為、この珍しい特徴は披露されてない。
- モデル-グレート・ウェスタン鉄道の「4800(または1400)クラス」
- その他
- 解体されそうなところを(イザベルや)ブレーキ車(緩急車)のトードと共にダグラスに助けられた。側面にはダック同様「G・W・R(大西部鉄道)」のエンブレムが貼られているが、ダックよりはるかに小さい。