楠木 正辰(くすのき まさたつ)は江戸時代の軍学者。親は楠木正虎と伝わるが、諸説が多々あり、素性ははっきりしていない。別名楠木 不伝。
娘を弟子の由井正雪に嫁がせ養子としたが、最期は正雪に毒殺されて軍楽の秘伝を盗まれたとも言われている。
その後正雪は「慶安の変」と呼ばれる江戸幕府への反乱を計画するが、事前に幕府方に発覚して自害している。
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