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楠木 正勝(くすのき まさかつ)は南北朝時代の武将。父は楠木正成の子楠木正儀で、正勝は楠木正成の孫に当たる。子に伊勢楠木氏の祖となる楠木正顯がいる。
1382年に土丸城に篭城し山名義理と争うが大内義弘の援軍に敗れる。
1385年山名氏清と河内国で争い奮戦するが、敗れて退却する。
1390年山名・細川の河内国平定軍に敗れ、千早城に逃亡した。1392年には千早城も落とされ吉野十津川に逃亡。
1399年応永の乱を起こした大内義弘に組するが、堺で室町幕府軍に敗れて消息不明となった。