棒 (棒高跳び)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棒高跳びで使われる棒は、ポールと呼ばれ、ある程度の負荷が加わると曲がる仕組みになっており、この負荷はポールによって様々で、選手のレベルが高い程硬く長いポールが使われる傾向がある。ポールの種類としては、長さをフィート、硬さをポンドで表し、これらを組み合わせることによって自分にあったポールを選び競技をしている。
[編集] 歴史
初期のポールは木が使われていた。しかし、このポールはあまり曲がらないため、当時の記録はあまり良くなかった。その後、ポールの材質が竹になると、記録が急上昇した。又、日本では竹は容易に入手できるため、当時の日本の棒高跳びは世界のトップに位置しており、西田修平、大江季雄などの選手もこの時の選手である。ポールはその後金属製になったが、記録の向上はあまり見られなかった。その後、グラスファイバー製のポールが開発されると、記録が大幅に伸び、現在では6メートル以上跳ぶ選手もいる。世界記録保持者は、「鳥人」とも言われたセルゲイ・ブブカの持つ6m14cmである。
カテゴリ: 陸上競技 | スポーツ器具 | スポーツ関連のスタブ項目