桂歌若
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桂 歌若(かつら うたわか、本名:葛西 哲治(かさい てつはる)、1968年3月6日 - )は、日本の落語家。青森県弘前市出身。弘前東工業高等学校。血液型はO型。出囃子は『牛若丸』。
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[編集] 芸歴
[編集] 人物
趣味はアニメ、ゲーム、パソコン、ミュージアム巡り、台湾。 得意な演目は自作の落語。
落語芸術協会創立75周年記念作品である、テレビアニメ作品「落語天女おゆい」の原作者であり、主人公・唯の父親役として自ら出演もしている。また自ら小説「落語天女おゆい・落語研究会復活編」(メガミ文庫刊)を執筆しており、作中に自分自身も登場している。
さらにコミック版「落語天女おゆい・月島唯現代編」(作画:いけだたかし・サンデーGXコミックス刊)に登場するキャラクターで主人公唯の幼馴染みである『葛西哲治』は桂歌若本人の本名と同姓同名であり、自分自身をモデルにしたものと思われる。
自他共に認める落語界きっての美少女コンテンツ通であり、「おゆい」DVD第1巻の映像特典である『声優大喜利』で飛鳥山雅役の小島幸子に「秋葉原で同人誌を買っているところを目撃した」と言われていた。真偽の程は定かではないが、いわゆるアキバ系落語家なのは間違いないようである。また、歌若はこの大喜利で千石涼役の小林ゆうと唯役の後藤沙緒里をやたら贔屓していたが、小島幸子には妙にきつく当たり(他の2人を引き立たせる為の演出だと思われる)、なかなか独裁的な司会振りを発揮していた。
他にも落語芸術協会・企画プロデューサーの肩書きで、季刊「芸協」の編集やマスコットキャラクター・バク助を誕生させるなど、あらゆるコンテンツで幅広く活躍中。
2006年に公開されたアニメ映画『時をかける少女』に主人公の父親役で出演した。