根尾谷断層
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根尾谷断層(ねおだにだんそう)は、岐阜県本巣市(旧根尾村)を中心とする活断層である。根尾村水鳥地区の断層崖は国指定特別天然記念物に指定されている。
1891年10月28日午前6時37分に根尾村を震央として発生した濃尾地震(マグニチュード8.0)の震源断層。同地震により数10kmに渡って地表地震断層が現れた。総延長距離約80km、活動一回あたりの最大左横ずれ変位量8m、最大上下変位量6mに及ぶ大規模な断層である。
[編集] 地震断層観察館
濃尾地震100周年記念事業の一環として、1991年には断層地下観察館、1992年には地震資料館、1999年には地震体験館が根尾村水鳥地区に建設された。現在、断層の大部分は地震後の洪水堆積物や水田土壌、盛土で覆われているため、直接露頭を観察することは難しい。そこで断層地下観察館では断層を掘り下げた上に建物を設置し、屋内で断層を観察できるようになっている。
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