林業普及指導員
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林業普及指導員とは、林業普及指導員国家試験に合格した者。
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[編集] 概要
- 元々あった、林業改良を目的とする改良指導員と専門技術を教える専門技術員があったが、2004年5月に改正された森林法に基づいて都道府県におかれていた林業普及職員が林業普及指導員に名前を統合されたことをきっかけに2005年からこの二つの資格を廃止し、林業普及指導員資格試験として都道府県がそれぞれ行っていたのを国が行うようになった。
[編集] 受験資格
- 国、都道府県等において林業に関する試験研究業務に従事、林業に関する教育に従事、林業に関する技術についての普及指導に従事していた期間が大学院修了者が2年以上、大学等卒業者が4年以上、短期大学等卒業者が6年以上、高等学校卒業者が10年以上、改良指導員資格試験合格者は学歴にかかわらず、2年以上の実務経験が必要になる。
[編集] 試験
- 筆記試験がある。択一式の共通問題と択一式の専門問題、小論文式の専門問題になっている。
[編集] 試験科目
- 共通試験
- 林業一般
- 普及方法
- 専門試験(下のいずれかから1つを選択)
- 森林経営
- 施業技術
- 林産