松崎武吏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松崎武吏(まつざき たけし 1971年- )は、月刊少年ガンガン現編集長。
最初に編集作業に関わりだしたのは、1994年にアルバイトでドラゴンクエスト4コママンガ劇場の作品選考をしたこととされる。当時は丁度『魔法陣グルグル』が初めてアニメ化し放映されていた。その後、正式に入社。
編集者としては日本神話をモチーフにしたモンスター漫画『スサノオ』(増田晴彦著)を担当し、雑誌掲載時に奇抜な煽り(例:「世界最強神話昇天」と書いて「ごあいどくありがとう」と読ませる等)を載せて物議を醸し出す。2002年1月号より編集人。松崎ガンガンは、所謂「エニックス系」と呼ばれる現在の月刊コミックブレイドに連なる系統の漫画を保持しつつ、美少女漫画と週刊少年誌的なファンタジー漫画を増強して現在に至っている。この傾向はインタビュー等で示されているもので、「目標はメジャーな少年漫画誌です」と明言したこともある。
金髪に派手なシャツという編集者らしからぬ風貌から、読者コーナーや取材漫画などでは変集長の愛称で親しまれる。また彼が担当をしていた『私の救世主さま』には松崎をからかう内容の外伝がある。