東輝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東 輝(ひがし あきら、1972年1月7日 - )は、日本空調サービス所属のスキージャンプ選手。
元々笠谷幸生と同じニッカウヰスキー所属だったが、1999年にスキー部が廃部となったため、後述の兄二人が所属した日本空調サービスに移籍した。
双子の兄、東和広(ひがし かずひろ)と東昭広(ひがし あきひろ)を持つ、東三兄弟の3番目(和広と昭広は1968年7月2日生まれの双子で、和広が兄。和広と昭広はともに現役を引退)。
和広、昭広、輝の三兄弟は「東三兄弟」と言われ、日本のスキージャンプにとって期待の選手だったが、三人ともオリンピックに出場できなかった(正確に言えば和広はアルベールビルオリンピックの代表に選ばれたが、本番直前に絶不調に陥り試合に出場できず、昭広はカルガリーオリンピックの代表に選ばれたが、公式練習で負傷してしまい試合に出場できなかった)。
1997年のワールドカップ最終戦(フライング)で優勝するなど実績はあるが、五輪シーズンとは噛み合わず、低い身長の不利もあって低迷していた。それでも2003、2004年シーズンは復活し、世界選手権の団体銀メダルにも貢献した。