東北工業大学高等学校
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東北工業大学高等学校(とうほくこうぎょうだいがくこうとうがっこう)は、宮城県仙台市太白区にある私立の高等学校。東北工業大学の系列校で東北工業大学より先に開校している。全国の私立工業系高校には珍しく工業系のクラスが多い。また、普通科を設置している。市民の間ではかつて旧校名より通称電子高と呼ばれていたが現在では「通称:工大高」として呼ばれている。何故かスクールバックの「通称:工大バック」が他校生に人気がある。クラブ活動は「空手道部」と「レスリング部」が何度も全国優勝やインターハイ優勝を果たしており、「格闘技の工大高」としても名高い。K-1やプロレスラーの選手も何名か輩出している。立地柄、仙台南学区の受験生の併願率が高い。以前、男子校だったせいもあり、男子の在校生が多い。
目次 |
[編集] 学科
普通科
- 普通科進学コース
- 文系コース
- 理系コース
- 人文コース
- 特別進学コース
電子科(男子のみ)
- 制御技術コース
- 情報技術コース
- 電子技術コース
- 理数工学コース
- 電気工事士コース
[編集] 進学面
東北工業大学への推薦での入学が可能。しかし、他の大学の付属校特有の系列推薦とは違い指定校推薦を希望しなければならない。指定校枠は80人と多いものの他の大学付属校や系列校と比べると非常に使い勝手が悪いと生徒の間では話されている。 工大高から指定校推薦や特進コースでの勉学等で入試レベルの高い大学に入学する事を一部では工大マジックと言われている。 また滑り止め校としての人気が高い。
[編集] 高校受験面
上に工業系大学があるため、理系が売りになっていることもあって、試験は特に理数系は工大高らしい問題が出題される。問題はマークシート方式である。
- 主な公立高校の併願校(併願者が多い順)
【仙台南学区】
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- 第一位:県立仙台東高校
- 第二位:県立仙台西高校
- 第三位:県立宮城工業高校
- 次点:県立仙台南高校
【仙台北学区】
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- 第一位:県立多賀城高校
- 第二位:市立仙台高校
- 第三位:市立仙台工業高校
- 次点:県立利府高校、県立富谷高校、県立泉松陵高校
[編集] 主な卒業生
土井亨(衆議院議員)
菊池毅(プロレスラー)
石森太二(プロレスラー)
畑中賢治(元FM岩手アナウンサーで現在はフリー)
[編集] 所在地
- 仙台市太白区八木山松波町5-1
八木山の為交通の便がとても不便と有名。近くに県立仙台向山高等学校が在り、教師陣はライバル視している。