末永直海
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末永直海(すえなが なおみ、1962年-)は、日本の小説家。福岡県北九州市出身。北九州デザイナー学院グラフィックデザイン学科卒業。
作家になる前はアングラ女優、巡業演歌歌手、漫画家小林よしのりの秘書(初代、愛称ピャーポ)などを行っていた。
諸事情あり小林の秘書を辞職後しばらく不遇の時期があったが、1996年、処女作『薔薇の鬼ごっこ』で第三回蓮如賞を受賞し小説家デビュー。第一作『百円シンガー極楽天使』が2002年、文化庁選出の海外輸出小説(明治~平成27作品)に選出され、ロシア・イギリス・アメリカで翻訳刊行される。
最新作は、インターネットで知り合った20歳年下の学生と、婚約に至るまでを描いた私小説「ママカノ」。牧野出版のWEBサイトにて連載中(2006.6~8)。
[編集] 著作
- 『薔薇の鬼ごっこ』(河出書房新社,1997年)
- 『百円シンガー極楽天使』(河出書房新社,1997年)
- 『浮かれ桜』(講談社,1999年
- 『煩悩配達人』(小学館,2000年)
- 『蟲篭のブル-ス』(祥伝社,2001年)
- 『合鍵の森』(光文社,2001年)
- 『アプルアプリケ』(角川書店,2002年)